出前授業の実施(2009年度~2011年度) | |||||||||
授業テーマ | ■WPRC を通して考える環境問題 「日本の森・3R編」、「それぞれの環境問題への取組み編」、「日本の森編」、「ゴミ減量作戦編」 ■WPRCの材料開発に向けた基礎研究とCFPによる環境評価 | ||||||||
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授業風景 |
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受講者 | 幼稚園児・小学生・中学生・大学生(計約400人)東京都港区M小学校(3年生)、神奈川県横浜市K小学校(5年生)、大阪府河内長野市T小学校(5年生)、神奈川県横浜市O小学校(6年生)、東京都私立K中学校(2年生)、K大学(2回生)、K市立青少年科学館(ワークショップ参加者:幼稚園児~中学2年生) | ||||||||
受講者からの声 (一部抜粋) |
・木とプラスチックをまぜてリサイクルをするものがあることを、初めて知りました。(小3) ・とても楽しかったです。プラスチックが溶けていたのでびっくりしました。(小4) ・最先端の研究に触れることができた珍しい機会だったので、興味をそそられました。(大学生) ・「環境に良い」というフレーズを分かりやすく消費者に伝えることで関心が高まり、もっと日本の研究者も増えるのではないかと思いました。(大学生) |
WPRCの環境性能の定量化 | |
どのように環境性能を定量化するの? | カーボンフットプリント(CFP)を用います。 CFPは、商品・サービスの環境性能を定量的に評価する手法のひとつです。 |
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カーボンフットプリントとは? | 「商品・サービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2 に換算して、当該商品及びサービスに簡易な方法で分かりやすく表示する仕組み」のことをいいます。 (社団法人産業環境管理協会の新CFPプログラムホームページから引用) |
WGの取り組み(2008年度~) | |
研究・調査 | ■WPRCと南洋材のLCCO2 比較データを作成。 ■部会としてのLCCO2 の代表値を算出。 ■WPRCのLCCO2 について、学会でのポスター発表及び査読論文投稿 ・第60 回日本木材学会大会(2010年3月17~19日)でのポスター発表 ・日本建築学会への論文投稿 渕上佑樹,神代圭輔,古田裕三:WPRC(Wood Plastic Recycled Composites)のLCCO2 評価,日本建築学会環境系論文集 76 (659), ・Sustainabilityへの論文投稿(2020年3月) Yuki Fuchigami,Keisuke Kojiro and Yuzo Furuta:Quantification of greenhouse gas emissions from wood-prastic recycled composite (WPRC) and verification of the effect of reducing emissions trhough multiple recycling,Sustainability,12(6),2449(2020). |
PCR原案の作成 | 普及広報分科会と合同で、PCR原案を作成し、経済産業省が実施する「カーボンフットプリント制度試行事業(2009年度~2011年度)」において、建材業界で初めてPCRの認定を受けました。 【商品種別算定基準(PCR)(認定 PCR 番号:PA-CB-01)対象製品:木材・プラスチック複合材】 |
子ども見学デーへの参加・協力(2010年度~) | ||||
活動内容 | 普及部会と共同で「夏休み子ども見学デー」に参加し、出前授業を実施しています。 環境指標WGでは主にWPRCの原材料や特徴についてのパワーポイントや資料を作成し、 それを用いて説明を行ってきたました。 また、作業体験では子ともたちの安全を見守りながらWPRCと環境について説明をしてきました。 |
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作成資料 | ■2013年度 作成資料(パワーポイント) 「WPRCってなんだろう??~製品編~ 「WPRCってなんだろう??~木材編~」 「WPRCってなんだろう??~プラスチック編~」 ■2014年度 作成資料 子供たちに家へ帰ってから復習してもらうために配布資料として 「WPRCってなんだろう?」を作成し、参加者に配布しました。 |