【WPRCとは】
木材・プラスチック再生複合材(WPRC)は、原料としてリサイクル材料を質量割合で40%以上含有するものと定義されており、環境配慮型製品素材として、「リサイクル原料を使用」「水平(多回)リサイクルが可能」などの特長を持っています。
図1:WPRCについて
【主な原料】
WPRCの主な原料は、廃棄物として発生した木質原料と産業廃棄されたプラスチック原料です。
木質原料
建築解体廃木材、剪定した枝、家具製造工場などから発生する端材、残材、鋸くずなど
プラスチック原料
家電リサイクル・容器包装リサイクル・産業廃棄物などから得られるリサイクルプラスチック(熱可塑性プラスチック※)
※熱可塑性プラスチックとは加熱によって原料全体がやわらかくなり、成形可能な流動性を持つようになるプラスチックで、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)などがそれにあたります。
【特長】
1)メンテナンス容易な経済的製品素材
• 製品寿命が長く、トータルライフサイクルコストを削減可能
• シロアリや腐朽に強い
• 経年で変色しにくい
• 耐水性が高く、水濡れによる反りが生じにくい
2)高い安全性
• ホルムアルデヒド放散量、有害物質溶出量等に関する安全基準を満たした安全素材
• 微細に粉砕してから成形するため、腐れ・割れ・とげ・ささくれが少ない
(→詳しくはWPRCとSDGsの関係のページ参照)
3)高い環境性能
• 主要な原料は、リサイクル材
• リサイクル材を原料として用いることで、省資源化、廃棄物削減に寄与
• 使用後は繰り返し原料として使用可能(水平リサイクル可能)(→詳しくはWPRCの環境性能のページ参照)
4)安定品質による高い信頼性
• 環境配慮性、強度、耐久性、安全性等に優れ、且つ押出し成形による安定した性能を持つ工業製品素材
5)品質の担保
「原料にリサイクル材を使用しているが、建材として使用できるのか、その安全性は確保されているのか」という品質保証上の疑義を払拭するため、JIS規格が制定されている
(→詳しくはJIS/ISO関連情報のページ参照)